2017/02/15 投稿
2月9日(木)、この日はいつもとは、趣向を変えた
お楽しみ調理実習でした♪
メンバーは子育て世代の会員6人。
そして講師は開国橋最寄の斉藤さんです。
「ちらし寿司を手作りしたことがなくて・・・」という若い世代の会員の話をきっかけに
2学期のお疲れ様をかねて、若い会員たちを誘って
斉藤さんが企画してくださいました(^^)
ひな祭りも間近に迫って、絶好のタイミングとなりました。
はじめにお花の細工の中国茶を淹れていただいて、
ほっと、体も温まったところで、実習スタートです♪
「よろしくお願いします」
この日の実習は、各自が10人前のちらし寿司の具材をつくって
持ち帰るというもの。持ち帰った具が、すぐに夕飯の献立に使えるという、
とっても有難〜い実習でした。
一つ一つの具材の下ごしらえから、
手本を見ながら、自分たちでやってみます。
まずは味滲みに時間がかかる煮物から。
しいたけとかんぴょうを甘辛く煮ます。
かんぴょうを煮たことがない会員もいました。
「味がついたものを買っていたけど、自分でも意外と簡単!」
「ここで実習しなかったら、一生かんぴょうを煮ることなかったかも(^_^;)」の声。
つぎは、酢蓮と人参。
「人参は座りが良いように、端を少し落として下にして切ると安定するのよ」
「なるほど〜」
形を揃えれば煮上がりも美味しく美しくなります。
形が揃ってないと、同じ鍋のなかの材料でも、煮崩れてしまうものもあれば、固いものもあるというように、仕上がりが揃いません。
「形を揃えることは、料理をおいしくするために、とっても大切なこと」
と習いました。
きれいにマッチ棒の太さに揃ってます!(注:お手本の鍋です(^^;)
花レンコンも習いました。
「レンコンの穴と穴のあいだに包丁で丸く切り込みを入れるのよ。」
「かわいい〜(^^) これは子供達も喜びそう!」
「うちの子、気づくかな?」の声も (^_^;)
お手本を見て、みんなでチャレンジ。
彩りのでんぶも、鮭缶を使って今日は手作りです!
お箸4本を束ねて、炒り付けます。
ポロポロになりました。
この鮭そぼろ、とっても味が出て、ちらし寿司のおいしさを引き立てます!
まっピンクのでんぶとは、別物! ぜひ、お試しください。
青みは、三つ葉に。束ねて茹でると、あとがきれいに切り揃えられます。 
難関!錦糸卵にも挑戦!
ムラのないきれいな卵液をつくるために、さらしで濾します。
二人で息を合わせて、ねじねじ〜っ。
薄く広げて、表面が固まってきたら、ふちをはがして、菜箸を通して、引き上げて、返す。
ポイントは「ぬれ布巾」!
慌てず、落ち着いて返せるように、置き場を近くに用意しておきます。
「なるほど〜」
Nさん、焼くたびにとっても上手になっていきます!
「細く切れない〜」「そんな時は重ねる量を減らすといいわよ」とアドバイスが。
具材が揃ったら、酢飯に混ぜていきます。
飯台は濡らしてから、炊き上がったご飯を出して、
合わせた寿司酢で切るようにまぜ、具材をちらします。
一箇所にドバッとのせずに、飯台全体にちらしてから、
1/4くらいに区画をつくって混ぜていきます。
すると、具材がまんべんなく混ざるということ。
「なるほど〜」。
均一に混ざっています。ちょっとしたコツなんですね(^^)
酢水でしぼったさらし布巾をそばに置いて使うと、しゃもじや桶の米粒をはがしたり、
きれいに扱えます。
そして、今日は一人前ずつ盛り付け。美しい〜!
具材一つ一つ、ていねいに、おいしくなれ〜と思って作ると、
こんなにきれいに出来るのですね。感動。
簡単便利な混ぜるだけの調理品もあるけれど、
ていねいにつくる楽しさ、完成したときの喜びを教わりました。
そして何より、ていねいに作るとおいしい!!
鮭のでんぶもしいたけも、梅酢でつけた紅生姜も、酢蓮や人参も、
一つ一つを食べても美味しいことに、また感動です。
この日は、とろろ昆布にお湯をさしていただく簡単なお吸い物(煎ったおかかと自家製梅干し、ちりめんじゃこ、ねぎ、とろろ、醤油をひとかけ、ポットのお湯ですぐ出来るのに美味しかったです!)
ふっくらとにあがった甘いお豆、白菜と大根のつけものをいただきました。
「美味しい〜」「またやりたいなぁ」と皆の声。
一から教わって、「なるほど」と発見したことがたくさんありました。
そして、「手間がかかるから、やめておこうメニュー」が
「おいしいからつくってみたいメニュー」に変わりました。
今年のひな祭りには、ちらし寿司作ります。
また、楽しい実習したいなぁ〜。
I 記