2017/07/07 投稿
6月26日、わかばクラブでは、梅干し作りを行いました。
みそ作り講習に来てくださったお客さまの熱〜いリクエストにこたえ、
小田原友の会の協力を得て、おいしい梅の実を調達させていただき、
「袋で手軽に漬けられる梅干し作り」の講習会の開催に至りました。

子ども部の係、Kさん、Nさんは、今回の梅干し講習会に
たいへん頭を悩ませたそうです。
というのも、講習会の日程が6月末と決まっているけれど
「今年は梅が早くに熟しそう!」と、小田原友の会からの連絡を受け、
「講習会まで置いておいたら梅が熟しすぎてしまう!」と、
皆で思案。
そんな時にこころ強いのはベテラン会員。みなさんの知恵を借りながら、
講習会の前だけれど、小田原から来た梅は熟したタイミングで下漬けして
講習会の日までお世話して(Njさんが毎日天地返しに来てくれたそう!)、
お客様には、しそを入れるところの本漬けからしていただき、
小田原の梅を持ち帰っていただくことになりました。
それでも、下漬けの仕方(梅をやさしく洗って、ふいて、なりくちを竹串できれいにとったり)は横須賀で用意した、実習用の梅で、
参加者みなさんに体験していただきました。


旬の食材はタイミングが命なので、準備の難しさ、とても勉強になったとのことでした。
それでも、呑気に講習会に参加したワタシは、
梅漬けの全部の工程を、1日で見られて体験し、
あとは干すだけになった梅1キロをお土産にしてもらえるという、
とってもわかりやすく、大満足の講習会でした。
梅酢を使った紅生姜作りや、梅干しの試食もためになりました。


ただいた、我が家では、本漬けされた梅ちゃんが
土用干しを待っております。
毎日、袋を「よっこいしょ」と、天地返しをするたびに、さわやかな梅の香り。
自然の恵みがもっている香りは、なんだかワクワクしてきます。

赤紫の力強い紅色。それを眺める楽しさ、
そして、ほんのすこし手間をかけて可愛がる感じ。
手作りは楽しいものですね。
講習会に携わってくださった方々、貴重な体験をありがとうございました。
I 記