2016/03/27 投稿
2月26日、第2回おもてなし料理勉強会が催されました。

今回の講師を務めてくださったのは、開国橋最寄の斉藤さんです。
会員外のお客様もお見えになり、最前列で見ていただきました。
まず、お料理の講習に入る前に、お客様を招くときの段取りのお話。

最後の一行!「準備も楽しんで」は目からウロコ。
親しい仲間が集まるのは嬉しいのですが、準備は苦行(おもに家の片付け)。
考えを改めないといけません ^^;
そして、斉藤さんはお客様を招いた後は、お出しした料理や反応などをノートにつけておくそうです。次に見えたときに、同じにメニューにならないようにすること、
また、好評だったものは、またお出しすることもあるそう。細やかな気配り、とっても参考になりました。
さて、机上講習のメニューは、
炒り大豆ご飯、
チキンのマリネ、
れんこんとりんごのサラダ、
ファイブカップ(デザート)の4品。
目新しいラインナップに期待大!
一品目、炒り大豆って、乾物の豆を炒るところから?
なんて思っていたら、豆まきの、ぽりぽり食べられる、あのお豆でした!
といだお米に、炒り大豆を加え、濃いめに煎れたほうじ茶でご飯を炊きます。
うっすらとあずき色がついたご飯になりました(写真右下)
節分用に買ったお豆が半分残っていたら、手軽に出来ます。
お豆とほうじ茶の取り合わせは、香ばしい香り。それに、ほどよい塩気で
小さめのおにぎりにして並べておけば、お客様がお好みの分だけ食べられそうです。

2品目はチキンマリネ(写真下中央)。
とりむね肉なのに、しっとり!
ソテーしたお肉を香味野菜入りのドレッシングにつけて
冷やしておきます。
見てください!料理番組のように美しく形の揃った香味野菜のみじん切り!
見本を回してもらいました↓

普段の自分といったら、みじん切りなのか、粗みじんなのか、いや、さいの目切りもちらほら混ざった、曖昧な刻み方・・・。反省 した次第です^^;
「食べ心地」を作るのは、こうした材料の扱いをていねいに
することだそう。

玉ねぎは横にスライスしてから倒して、均一に刻みます。
形も揃うし、包丁の背を持って刻む方法に比べ、
こちらなら玉ねぎの細胞もつぶれません。
お料理上手で通っている講師の斉藤さんですが、
食材の扱いについて、いつもていねいに説明してくれます。
食べてくれるひとのことを考えて、かけるべき手間は、きちんとかける。
だから美味しい料理になるのでしょうね。
相手を思う気持ちが料理上手への第一歩と感じました。
セロリとりんごのサラダもやはり切り方!歯ごたえを残す厚みがポイントでした。
最後はファイブカップというデザート。これは初耳、変わり種。
何でも、会員がアメリカから持ち帰ったレシピで、いっとき大流行りしたとか。
マシュマロ、ヨーグルト、フルーツ3種、全部1カップずつで5個ということからついた
ユニークな名前の一品です。ヨーグルトとフルーツのシロップが染みたマシュマロが美味しい、切って混ぜるだけの手軽なデザートです。

どれも、事前に準備のできる、おもてなしにぴったりの品。
ボリュームのある試食もついて、大満足の講習でした。

炒り大豆ご飯は小さなお子さんもパクパク。
お豆は栄養もありますし、子供のお弁当にも良さそう。

我が家は、チキンマリネの玉ねぎやセロリは子供が食べられないかと思いきや、
意外にも大好評でした (^ ^)
先輩会員さんの差し入れてくださった大根は
焼酎で漬ける漬け物に。とっても美味しかったです!

とら豆の甘煮もつきました。ふっくら、つややか!

皆でそろって試食タイム。味わって納得。見るのも、食べるのも、勉強になりました!

講師の斉藤さん、用意をしてくださった係と有志の皆さま、ありがとうございました!
